27Jul

過去に部活等で身体を動かしてきた人であれば、ある程度の運動神経は備わっているものですが、そもそも太っている人は「運動していないから太っている」といっても良い位なので、運動神経が悪い人が殆どだと思います。
そんな人が筋トレで痩せる事は推奨されるのでしょうか。
結論から言うと運動神経が無いほど筋トレに向いているといえます。
筋トレには「ダンベル」や「バーベル」を使った様々な種類がありますが、どれも1~3部位程の筋肉をピンポイントで使ったトレーニングとなります。
そもそも運動神経が悪いというのは複数の筋肉を同時に上手く活用できない事です。そんな人が短距離走をすると、身体の筋肉を同時に上手く複数使えないので「脚が遅い」「走るフォームがグチャグチャ」という結果になってしまいます。
つまり、身体の筋肉を1~3部位程の筋肉をピンポイントで鍛える筋トレは、まさに運動神経が無い程効率が良いと言えます。
逆に運動神経に優れていると、腕を鍛えるトレーニングを行っても本人が気づかない内に「肩」や「肩」や「腹筋」を使ってしまうものです。勿論、その方がより重たいウェイトを上げる事が出来ますが筋トレとしての効果はイマイチです。
女性だったりガリガリ体系で筋トレするはアリ?
例えば最近の女性にありがちな「細ければ正義」のような風習。
なんでも今の20代女性が取っている平均カロリーは1600程だそうで、これは終戦時の日本と同じ摂取カロリーだそうです。ちなみにですが、20代の女性が健康体を維持する場合の目安は約2000カロリーなので、明らかに不足しています。
数字だけを追い求めて、ボディラインがゾっとする女性が増える中「食事制限とストレッチ、半身浴で痩せようと!」としている女性が多く、これは非常に恐ろしい結果を招きます。
日本でもそうですが、トップアイドルやトップモデルは必ずウェイトトレーニングを行っています。女性が筋トレに対して懸念している事は
筋肉がついてゴツくなりそう
という事ですが、実際は女性ホルモンの影響で筋肉はあまりつきませんし、そんな中でも、ある程度筋肉をつけなければボディラインは美しくなりません。背筋を鍛えると背筋が美しく、胸筋を鍛えるとバストアップに繋がり、脚のトレーニングではヒップアップ効果も望めます。
それは男性のガリガリ体系、いわゆるモヤシ体系にも同じ事が言えます。
男性でガリガリ体系の人は、見てくれの通り力がありませんので、下手をすると女性以下の腕力だったりする事もあります。そんなガリガリ体系が筋トレを行うとどうなるか¨
みるみる内に筋肉が発達していきます。
筋トレとは筋力の限界を超えることを繰り返し、筋肉を誇大させる作業です。
普通体系の人が筋トレを行っても限界を超える事が難しくなる「壁」が早い段階で来てしまうのですが、ガリガリ体系の人は「壁」が立ちはだかるのが遅いのです。
判りやすい例を出すと、プロのランナーが100m走で10秒の壁にブチあたり、9秒に中々届かないとしても、一般の人が100mで13秒を出したあとに数回の走り込みで13秒を切る事は簡単です。
ガリガリ体系の人が筋トレで成長が速いのはその理屈です。
つまり筋トレダイエットは「運動神経がないから¨」「私は女性だから¨」「俺はモヤシ体系だから」といった先入観から入るのではなく、むしろ、そういう人こそ筋トレに向いていたりします。
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