3Jun

個人差やトレーニングの内容にもよるとおもうのですが、筋トレを15分~30分程続けていると体中から「汗」がにじみ出る事があります。ランニング等でも同じ事が言えるのですが、運動することによって出てくる「汗」と「ダイエット効果」についての話です。
僕もかつてはそう思っていたのですが、
「汗をかく=痩せているような気がする」
といったイメージを抱いていました。サウナや岩盤浴、スポーツやトレーニング等「痩せる!」と呼ばれている物は例外なく汗をかきます。
ですが、正しくは「汗をかく=痩せる」という訳ではありません。
そもそも汗というのは体温調節の為に体内の水分を出しているだけですので、汗をかくことがダイエットに繋がるのではありません。例え大量の汗をかいた後に体重が落ちていたとしても、コップ1杯分の水を飲むと元の体重に戻ってしまいます。汗をかくことは決して脂肪燃焼ではありません。
ダイエットは「脂肪を代謝してエネルギーとして燃焼させる」ということが大原則です。
筋トレで汗をかかなくても問題ない
ドラマや映画などで私たちが目にする「トレーニング」とは、汗を体中からタレ流して必死に励むイメージがありますが、実際の所は筋トレ中に汗をかかなくとも何も問題がないのをご存知でしょうか。
出演者が汗だくになってトレーニングや特訓に励むのは絵面や演出の為に過ぎません。
とは言え、ジム等でそれなりの負荷で筋トレを数十分程続けると、自然と汗だくになってくるものなのですが、自宅で軽い筋トレを行う位だとあまり汗は出ません。
だからと言って汗をかかない自宅筋トレが全く意味がないのかというとそうではありません。極端な話になりますが、極寒の地で全裸で筋トレを行い一切の汗をかかなくとも筋トレの効果はあります。
ですので「汗」は運動の目安程度に捉えておきましょう。
汗は筋トレやダイエットというより美容効果
汗は熱くなった身体を冷やす為のものですので、筋トレやダイエットに対して何かしらの効果がある訳ではありません。ただ、脂肪燃焼の効果があるくらい身体を動かしていると体温が上がりますので、一般的な室内の環境だと汗が出てしまうものだと思います。
汗自体にダイエットの効果はありませんが「美容面」で汗をかくことは良いとされています。
汗には「エクリン線から出る汗」「アポクリン線から出る汗」といった2種類の汗があります。この辺りを詳しく書き出すと話が逸れてしまうので割愛しますが、そもそも汗は老廃物を身体の外に出す運動があります。
サウナ、岩盤浴、半身浴が美容に良いというのはこのような性質が所以です。
有酸素運動や無酸素運動でかく汗も性質が同じなので、体を鍛えている人が「若々しく見える」「肌が綺麗」といったように見えるのは、このような部分も関係しているのだと思います。
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