28Jul

ダイエットを始めて食事制限を行っていると、1週間~2週間周期である日訪れる「何かコレだけじゃ足りない!もっと食べたい!」と感じ”ドカ食いしたくなるタイミング”が訪れます。これは身体の中で、とある現象が起こっている証拠なのです。
私のような30歳手前の男子だと平均的な脂肪率は19%とされていますが「それなりに鍛えているぞ!」という雰囲気を出す場合は体脂肪率10%~15%程が丁度良いのではないのでしょうか。
ですが、人の身体はエネルギーの源となる「脂肪」が一定以上蓄える仕組みになっており、身体は脂肪を蓄えやすいような作りになっています。
ですので、何も意識をしない食生活だと体脂肪が20%近くになってしまうので、ある程度の食事制限と通常以上の運動量が必要です。その食事制限中、必ずといって良い程起こる現象が、
あ~。今回の食事はいつもより空腹感がキツい…もっと食べたいんだけど。
という何故か食欲が旺盛になってしまう日です。
ダイエット中に食欲が増えるのは脂肪燃焼される最終日
身体の予備エネルギーとして蓄えられる脂肪は「昨日ちょっと食事制限したから、今日ちょっとだけ脂肪が減った」という訳ではありません。ですが「昨日食べ過ぎたから脂肪が増えた」というのは有り得ます。
そんな厄介な性質をもった脂肪は、一定期間の飢餓状態がなければ燃焼される事がありません。脂肪が燃焼されるイメージは、
最近、脂肪に変える食料が全然届いていないぞ。
もうダメだ、この蓄えている脂肪をエネルギーに変えよう!
といった身体の働きからで、その時に初めて脂肪が燃焼され、ガクン!と体脂肪率が減る感じです。
ただ、その蓄えていた脂肪を燃焼させる時に、
おい!身体よ!
もっと脂肪となる栄養素をよこせ!!
と脳から伝達されるのが、ダイエット期間中に食欲が増し、炭水化物や糖分を通常より多く欲するドカ食いしたくなるようになってしまう仕組みです。
つまりダイエット中に食欲が我慢できなくなるのは、
無茶な食事制限で身体が悲鳴をあげているのではなく、
食事制限によって燃焼される脂肪が悲鳴をあげている。
という事になります。
もし、ダイエット中に「いつも通りの食事制限なのに、今日はお腹が空くなぁ…。」と感じても「この食事を我慢したら明日は体脂肪率が減っている!」と思うと、おかわりや間食を我慢できますよね。
その我慢に成功したら満腹中枢のハードルも下がり、次からは少なめの食事量でも満腹感を感じるようになります。
結局の所、ダイエットはそれの繰り返しです。
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