15Apr

炭酸水ダイエットという、美容や健康面で良い効果が出るという事で、女性達を中心に流行しているようです。その内容は「飲むだけで痩せる」「飲むだけで美容に良い」との事ですが、実際の所はどうなのかを書いておこうと思います。
そもそも炭酸水とは『炭酸ガス』を含む飲料水の事を指し、飲み物に泡を立たせたり清涼感を与えるドリンク用の原料です。その炭酸水を摂取すると、体にどのような影響が出るのかを調べました。
炭酸ガスが満腹感を与えて食事制限につながる
一番言われているのが「空腹時や食前に飲むと、お腹が膨れ満腹感がある為、少量の食事でも満腹感を感じる」という事だそうです。ですが、糖質などが多いコーラ等で行うと逆効果になる事があるので注意してください。
結論から言うと炭酸水ダイエットは幻想です。
飲んでいるだけで○○系は基本的に効果が出ません。炭酸水ダイエットは1日に400ml~600ml飲まなければ効果がないとされています。
400ml~600mlというサイズはコンビニ等で販売されている一番大きいサイズです。この量を数ヶ月間飲み続けれるのであれば大丈夫かもしれませんが、普通であれば途中で飽きてしまいます。
極端な話をすると、炭酸水だけを飲んで腹を膨らませていると減量に繋がるとは思います。ですが、クオリティ オブ ライフ(生活幸福度)が足りずに挫折するのが目に見えています。ダイエットや減量は身体や精神に負担が少ない内容で持続させる事が成功の鍵です。
炭酸水は減量やダイエットの補助的な要員で
炭酸水は成分的に見ても体に良いことは確かです。炭酸水は糖分もカフェインも含まれていませんので、減量中であろうが時間を気にせず飲んでも問題がない飲料水です。
それに、炭酸水は体内の乳酸を取り除く効果もあるので、疲労回復にも適しています。更には便秘解消にも効果があるとされ、代謝アップにも一躍買っています。
身体の代謝をアップさせると体温が上がり血液を促進させるので、血液循環による肩・腰等のコリにも繋がります。この辺りの効果が女性を中心に「美容に良い!」と広まっている所以だと思います。
そして炭酸ガスは満腹感を増幅させる効果もあるので、小腹がすいて間食するのであれば炭酸水に手を伸ばしたほうが健康的と言えます。
何事もそうなのですが『○○を飲むだけダイエット』のような言葉に惑わされず今続けている減量トレーニングに1つの要素として取り入れる程度が一番です。極端な減量方法を取ってしまうと失敗の元となってしまいます。
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